PCも使うマックユーザーから受けが悪いのは当然として,その前に自分の宣伝になるのかどうかも,疑問な気がするけど。
quote:アップル社のインテルチップを使うことについての広告(アップル社のページ)で「つまらない箱」といわれているのはもちろんPCだ。そして「いま,インテルチップは自由になった」としてマックへの採用を述べている。アップルには前にも話題になった広告があったが,いろいろとひどいものもあった。もっともひどかったのは,RIAAとペプシと組んだ2004年の広告で,その後のiPodも含めてiTunesのプロモートをしていて,ファイル共有で起訴された14歳の女の子が登場していた(p2pnet.netの記事)。
2004年の広告はとりあげた記事のなかにもあったが(過去記事),なにかとアップルの広告(テレビCM)は記憶に残るものが多い。その点だけなら広告としては合格点なのかもしれないけど,そのなかでも特に昨今思い返すことが多いのは,記事中にも名前が出てくるインテルチップの遅さを揶揄するものだ(キャッシュ(クイックタイム・ムービー))。G3チップに比べればインテルのペンティアム2なんてカタツムリだと断言してたわけだけど,いまはそのカタツムリチップを作ってた会社のCPUを搭載しますと云ってるわけだ。
そんでそのインテルチップを使うiMacを発表したCMが,記事中にあるようにアップル社のページにあるのでみてみると…(キャッシュ(クイックタイム・ムービー))。「インテルチップはずっとつまらない箱のなかで,つまらないことをやらされてた。きょう,インテルチップはやっとフリーになってマックのなかで本来の仕事を行える」。まぁインテルのチップがカタツムリほど遅いと思っていた人はいないだろうけど,そんなことをいってたのは記憶の底に沈めて,つまらないことをやらされていたのはかわいそうだと述べて片付けようとしているのもどうかなと思うけど,さて。
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